Yoshiko's キッチン 〜 優しい、易しい、毎日のお料理のために

食生活コーディネーターという仕事を勝手に作ってしまいました。その人の食は、その人の文化。ちょいワル食生活でも、ツボを抑えれば健康でいられる。そんなんがいいなあと思うのです。スポーツ栄養学と、陰陽調和の重ね煮の良いところを組み合わせて、オーダーメイドな食生活を一緒にコーディネートしてみたい。

バランスのとれた食事

 「バランスのとれた食事をしましょう!」こそが、いつも疑問でした。ひとぞれぞれ適した食事や栄養は違うはず。それなのに、「バランス」の一言で一緒くたにして終わりのアドバイスは、具体性のない決まり文句止まりではないでしょうか。

 

 自分なりに、資格講座にお世話になりながら学んできましたが、先日、私の栄養トピックスのOSは書き換えらたのでした。バージョンアップです。漢方薬を処方しているドクターから東洋医学の概要と薬膳の講義を受けたのです。

 

 体の栄養が偏ってバランスを崩している人は、バランスのとれた食事ではなく、何かを補わないと「バランス」を取り戻せないのです。

 

 これまでも、疲れやすさを改善したいとか、筋肉をつけたいときの食事のポイントをお伝えしてきましたが、補う食でした。

 

 当たり前だし、これまでもしてきたことですが、解釈の分節が増えました。薬膳の「虚証」「実証」の考え方、使わせていただきます。まだ入り口ですが。