Yoshiko's キッチン 〜 優しい、易しい、毎日のお料理のために

食生活コーディネーターという仕事を勝手に作ってしまいました。その人の食は、その人の文化。ちょいワル食生活でも、ツボを抑えれば健康でいられる。そんなんがいいなあと思うのです。スポーツ栄養学と、陰陽調和の重ね煮の良いところを組み合わせて、オーダーメイドな食生活を一緒にコーディネートしてみたい。

おだし、最前線

先月、関西食文化研究会の定期イベント「だしの最前線を探る」に参加しました。

 

日本料理からは「一汁二菜 うえの」の上野法男さんの八方だしのデモンストレーション。お鍋の後の、美味しい汁で雑炊を食べたくなるようなイメージのおだし。鱧の骨の素焼き、車海老のをサッと焼いたものからもだしがでている。

しかし干し椎茸は無し。

f:id:vegemaru:20181017082200j:image

 

中国料理は「酒中花  空心」の大澤広晃さんの、「鮮」のデモンストレーション。もともと中国では川魚の「鯉」が使われていたが、それを「鯛」にして「羊」とダシをとった。

f:id:vegemaru:20181017082843j:image

 

そしてイタリア料理は「ポンテベッキオ」の山根大助さんによる「ブロッコレッティのリゾットの上に乗せた淡路産ゴールデンポークのバラ肉とろとろブロザート」。どれたけ繊細にデザインされているのかを知り、ため息。

f:id:vegemaru:20181017083214j:image