Yoshiko's キッチン 〜 優しい、易しい、毎日のお料理のために

食生活コーディネーターという仕事を勝手に作ってしまいました。その人の食は、その人の文化。ちょいワル食生活でも、ツボを抑えれば健康でいられる。そんなんがいいなあと思うのです。スポーツ栄養学と、陰陽調和の重ね煮の良いところを組み合わせて、オーダーメイドな食生活を一緒にコーディネートしてみたい。

堺の飯炊き仙人、テレビに登場。

ニュースウィークによる、日本の100人。村嶋孟(つとむ)さん、88歳、飯炊き仙人ですって。大阪・堺、銀シャリ屋げこ亭。3年前に引退。3年前には、飯炊き仙人として中国政府に招待された。

多い日で、一日50升。

3年ぶりに、仙人による飯炊き実演。3升のお米。水道水で、とぐ。ぐるぐる回してる感じだった。美人の肌を撫でるようにとぐそうです。

20分、水を吸わせ水を捨てて、炊くための水を加える。水の底に牡蠣の殻、備長炭の入ったツボの水。水道水。始めトロトロ、なかパッパ、の基本を守る。弱火で鍋全体をあたため、強火に。

火を止めて、一瞬強火。余分な水分を飛ばすそうです。

お鍋から、木のおひつに移す。塩むすび

お米にビーンビーンと伝わるのだそうです。

 

一度、いってみたーい!

オイルの原稿

年末からお声掛けいただいていたオイルについての原稿をやっと書き上げました。

 

京都にある豆料理クラブ・楽天堂の千晶さんが、オイルはとても大切なのに皆、無頓着なので何か考えるきっかけが欲しいということでした。

 

オイルというと、良し悪しを考える前に基礎知識がないと難しいので、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸、オメガの意味と、トランス型の意味…を書かねばと思いました。しかし、書き始めてみると面白くない!寝てしまう。

 

爆発しそうな頭を均し、やっとこさ原稿にしました。身体バキバキなのでタイチで身体をほぐしました。

 

結果的に、オイルについて、私自身のまわりでも問題解決しない現状を差し出しました。正直に書いてので、これに対して豆料理クラブの会員さんが、どう反応してくださるのが楽しみです。

 

 

日本料理の魅力

調理師専門学校の5日間スクーリングに参加しました。日本料理です。

細かい配慮と、おおらかさ、美味しさ、見た目の美しさ、技の鍛錬…、色々な面に触れ、日本料理が大好きになりました!

鯛料理。
f:id:vegemaru:20190325184751j:image
f:id:vegemaru:20190325184731j:image
f:id:vegemaru:20190325184727j:image
f:id:vegemaru:20190325184756j:image

伊勢海老にも包丁をいれました。
f:id:vegemaru:20190325184722j:image

私がいつも作る胡麻ペーストの胡麻豆腐とは、別物!
f:id:vegemaru:20190325184805j:image
f:id:vegemaru:20190325184740j:image
f:id:vegemaru:20190325184759j:image

やっぱり、包丁の手入れでしょ。
f:id:vegemaru:20190325184735j:image

素晴らしい先生方にお会いできました。

お料理は、アートですね。

クリニックで食育勉強会をしました

病気は薬だけでは、治らないなぁと漠然と考えていました。私の場合は、子どもの病気と向き合ってきたので成長と病気が治ることは同時進行だったのです。

 

梅崎和子先生の「いんやん倶楽部」での陰陽調和重ね煮講座に入門したときは、ただ野菜が美味しく食べられる調理法だと思っていたのですが、学ぶうちに「養生」が身をもってわかってきたような気がしています。私のみならず、家族が元気になってきたからです。

 

そんな折に、合気道で同門の三戸岡英樹ドクターと東京浜松町で開催されてオイルの勉強会でお会いしました。それがご縁で、勉強会が実現しました。

f:id:vegemaru:20190223220626j:image

重ね煮で作った手作り弁当14個を食べていただきながら、腸についてもアレコレ。私たちは、腸内細菌と共に生きていることを意識した食生活をおすすめしました。

f:id:vegemaru:20190223221051j:image

お弁当は、とてもシンプルです。優しい味だといわれました。院長先生には、身体が喜んでいると言われました。今後、このクリニックで、日頃のお食事をどのようようにしたらいいか、お手伝いすることになりそうです。

芦屋三戸岡クリニック方々と記念撮影。

f:id:vegemaru:20190224064642j:image

#食育   #重ね煮  #質のいいオイル  #健康

#腸

 

日本四季大学 勉強会 昆布編 担当しました

2月12日、芦屋にあります家庭薬膳のお料理を学ぶ「日本四季大学」でだし講座、「昆布編」の講師を担当しました。

f:id:vegemaru:20190223212157j:image

 

四季薬膳は、日本の身近な食材を使った薬膳を暮らしに活かす食事です。学長の原田栄利子先生は、看護師のご経験から食事について考えるようになり中医学、薬膳を勉強された方です。中国薬膳を、そのまま日本の家庭に取り入れるのは、なかなか難しいかったのですが、原田先生のアイディアが「四季薬膳」として結実しました。その「四季薬膳」、阪神感で広まっています。

 

今回は、四季薬膳の講師の方々に、昆布についてお話ししました。産地別昆布のお出汁のテイスティング付き。それと、おすましと昆布の佃煮。

f:id:vegemaru:20190223212138j:image
f:id:vegemaru:20190223212150j:image
f:id:vegemaru:20190223212206j:image

 

昆布だしは和食のベースとして欠かせません。美味しさと美味しさを、つないで倍以上にしてくれるのです。
f:id:vegemaru:20190223212144j:image

自家製お味噌を仕込みました

一年で一番寒いと言われるのは、大寒から立春まで。寒い時期にお味噌を仕込みます。雑菌が増えにくいのと、新しいお豆が美味しいのと、やはりこの季節ですね。

 

今年は、京都「楽天堂」というお豆や雑貨、その他美味しいものを売っているお店から材料を買いました。

大豆・・・山口県の自然栽培

米麹・・・水田さんの、無農薬有機米の米麹

塩・・・ヒマラヤの紅塩

 

f:id:vegemaru:20190125201001j:image

水に浸けて、今回は2日。

f:id:vegemaru:20190125201017j:image

指で潰れるくらい柔らかく煮てから、漬物用の厚手のプラスティックの袋に入れて、踏んで潰しました。

 

米麹、塩を混ぜて、大豆も混ぜて、カメに詰めました。そして・・・今年は、酒粕で蓋をしました。福祉施設が育てたお米の純米酒酒粕

 

これまでは、塩を詰めた布袋を重しにしてたんですよ。でも酒粕だと、後で食べると酒粕も美味しいそうです。

f:id:vegemaru:20190125201403j:image

酒粕は、麹菌その他の菌が既にバランスのとれた状態で飽和してるので、雑菌が入る余地なし。

 

これで、8月末まで待つべし。ムフフ。

あとをひきます 昆布とオイル 

今年は、昆布とオイルを組合せる楽しみを探ります。オメガ3のオイルは、1日5ccから10ccくらいの量でいいのですから、少量で楽しめるのが良いです。お出汁を引いた後の昆布が楽しみな素材になりますね。

 

真昆布のサクサク切って、みりん、醤油、水を加えて佃煮に。そこに、えごま油とえごまの実。ご飯のお伴、酒のアテにぴったりです。

 

#えごま油

#えごまの実

 

f:id:vegemaru:20190111082701j:image